琵琶湖の歴史
琵琶湖はどんな湖でしょうか?
日本一『大きな湖』
琵琶湖を進む船はやがて水平線の下に隠れて見えなくなり、まるで海のように地球が丸いことを実感させてくれる湖です。
湖岸の風景も場所によって違います。山が迫る北部には岩場と入り江が組み合わさり、東岸には長大な砂浜に波が打ち寄せ、南岸には街が湖に迫る風景が見られます。
琵琶湖の面積は約670km2で琵琶湖岸の延長は約235kmです。ただし、道路沿いに進めば約200kmで、自転車ではおおよそ1泊2日で一周できます。
琵琶湖で一番深いところの深さは約104m。南北の長さは約60km、東西の最大幅は約20kmです。
水の量は275億トン。これは琵琶湖の水を利用する淀川流域の1450万人が1日に使う水の量の役11年分に相当します。
世界で約20しかない貴重な『古代湖』
一般的な湖は土砂の堆積の影響を受けて1万年程度で消失してしまいますが、琵琶湖のように10万年以上の歴史をもつ湖は稀です。
世界でも10万年以上の歴史をもち、固有種がいる湖(古代湖)は、約20しかなく、日本では琵琶湖だけです。
生き物の『宝庫』
最初の古琵琶湖からは400万年、
現在の琵琶湖になってからでも40万年という大変長い時間の中で琵琶湖の生物の一部は独自の進化をとげ、世界で琵琶湖にしかいない種が生まれました。
琵琶湖には1700種以上の水生動植物が生息することが報告されております。
『泳げる湖、遊べる湖』
琵琶湖には「日本の水浴場88選」に選ばれた宮ヶ浜水泳場をはじめ、多くの水浴場があります。
また、ヨットやカヌーなどの湖上スポーツも盛んに行われ、水浴場やマリーナには年間約70万人もの方が訪れています。
湖岸沿いは平坦な道が多く、サイクリングやウォーキングで琵琶湖を1周する「ビワイチ」では、琵琶湖の大きさを体感することができます。
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